□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月24日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今月は米内陸部の過剰原油を解消する決定打として、シーウェイ・パイプラインの送油能力増強が行われています。しかし、23日にはどうもこの計画が失敗だった可能性が指摘されるに至り、WTI原油先物の期近限月に対しては強力な調整圧力が働いています。最新の米パイプライン情勢を確認した上で、WTI原油を巡る環境を確認してみましょう。原油相場見通しに大きな修正を迫るような動きとは考えていませんが、WTI原油に対しては軽視できない影響が生じると考えています(3,231文字)。 =================================== シーウェイの送油能力拡大は失敗?WTI原油の割安感解消は年末との見方 =================================== 1月23日のNYMEX原油先物相場は、前日比-1.45ドル95.23ドルと急落した。昨年9月中旬以来の高値圏を維持しているものの、WTI原油先物の短期需給に対する見通しが悪化していることが、主に期近限月を押し下げている。 実際、前日比で1ドル超の下げ幅となっているのは期近5限月(2013年7月限まで)であり、1年先の2014年3月限の下げ幅は-0.60ドルに留まるなど、調整圧力は期近限月に集中している。また、ICEブレント原油先物は前日比+0.38ドルの112.80ドルと小幅ながら上昇しており、期近安といってもWTI原油先物に限定された動きであることが明確に確認できる。… … …(記事全文4,522文字)
