□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月22日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。インドが昨年に続いて金輸入関税の引き下げに踏み切りました。なぜインド政府はここまで金輸入を敵視するような動きを見せているのか、具体的な数値を提示しながら検証します。メディアでは単純に「経常赤字」が原因と指摘されていますが、インドの経常収支において金輸入がどの程度のインパクトを有しているのかを詳細に検証します。また、短期的な相場環境についても簡単に現状分析と今後の展望を考えてみます(3,070文字)。 =================================== インドの経常赤字削減策、昨年に続き金輸入関税引き上げが決定しました =================================== インド政府は1月21日、金の輸入関税を従来の4%から6%まで引き上げることを決定した。同政府は昨年3月に2%から4%まで輸入関税を倍増させていたが、更に金輸入量を抑制する必要があると判断した模様であり、更なる関税引き上げが決定された。 現在のドル建て金相場は1,690ドル水準での取引になっているが、2%の関税引き上げは金価格が34ドル程度上昇したのと同程度のインパクトを消費者マインドに及ぼすことになる。円建てであれば、1グラム当たりで100円近い値上がりと同義であり、当然に同国の金輸入量は少なくとも短期的には大きな影響を受けることが予測される。… … …(記事全文4,243文字)
