□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月21日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。IEA1月月報の解説です。今月報では、需要と供給の双方で興味深い指摘が見られました。これまで需給緩和が前提として展開してきた石油需給に関して、IEAは突如タイト化しつつあるとの警告を発しています。足元の石油需給に何が起きているのか、データに基づきながら解説します。また、あわせてゴールドマン・サックス社の強気見通しについても検証します(3,150文字)。 =================================== IEAが、石油需給が突如タイト化しつつあると警告を発したロジック =================================== 国際エネルギー機関(IEA)が1月21日に発表した最新の月報では、2013年の世界石油需給について、「突然に、従来予測されていたよりもタイト化しているように思われる」との見方が示された。需給緩和状態を前提条件に展開してきた原油相場だが、ここにきてIEAが需給動向の流れに変化が生じ始めていることを嗅ぎ取っていることを示唆するものと言えるだろう。 同日には中国の2012年10~12月期国内総生産(GDP)の伸びが前期から加速していたことが確認されたこともあり、マーケットでは石油需要環境の改善が注目され易くなっている。… … …(記事全文4,221文字)
