■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1229 <Vol.1229:木曜正刊:財政破産のシミュレーション(2)> 2022年4月27日:戦争インフレと、金利の上昇 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2022042808000093856 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 「インフレになると、なぜ金利が上がるのか」ということについて、人には説明ができない「もどかしさ」があると思います。本号のプロローグはこのために書きます。 インフレで金利が上がることは、ゼロ金利の13年のなかで債務がいくら過剰になっても利払いが少なかった企業と政府が、資金の調達難になり、破産に向かう原因になります。 収入に対して負債が大きな日本の代表は、ソフトバンクと政府です。 経済には、税収の政府、売上収益の企業、所得と消費の世帯という3つの主体があります。国民の立場から、原理的なことを示します。 [1;金融ビッグバンから、自由化された金利と通貨レート] 金融ビッグバン(日本は1996年~)のあと、金利は民間の金融機関が、国債の売買を通じて決める「自由金利」になっています。 日銀の公定歩合(金融機関に貸し付けるときの短期金利)と短期金融政策が、その国の金利を決めるのではない。日銀の金利は、市場が決める金利に対して、補完的なものです。 [注:見えない自由金利の原因] 日本は、金融危機の1998年からゼロ金利だったので、日銀の短期金利と市場の金利の差も、ほぼゼロでした。このため24年、自由金利は目立たなかった。米国では、それぞれの、自由金利の差の幅は大きい。 (1)預金の金利、(2)貸し付けの金利と社債の金利、(3)外為の売買と為替レートは、日本では金融ビッグバンの1996年以降は、政府・中央銀行の規制の手を離れて自由化されています。米欧では、日本より10年早い、1980年代からでした。 [2.国債の持ち手]日銀、銀行、政府系銀行とGPIF、生損保、外銀が、円国債を約1200兆円もっています。長短の既発国債の平均金利は0.25%と低い。政府からの利払いは1年に3兆円しかありません。1200兆円の債券で、利回り0.25%は異常に低い。… … …(記事全文19,349文字)
