■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1069 <1069号:過去の恐慌とコロナショックの違い> 2020年5月13日:バランスシートと損益計算書 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2020051408000066398 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 20年の3月上旬まで、SARSやMERSの呼吸器系感染症に経験がある専門医以外は、新型コロナについては医師であっても「わかっていなかった」ということが正しいでしょう。 【加藤友朗教授も感染し、重篤になった】 コロンビア大学(NY市)の医学部教授であり、多臓器移植の世界的な権威、加藤友朗教授は、自らが陽性と診断されています。自覚症状は軽く自宅で療養していた。ところがほぼ1週間後、シャワーを浴びているとき突然呼吸が困難になり、緊急入院されています。NY市でも自宅療養が多いのです。 麻酔をかけられて人工心肺をつけましたが、3週間後に生還しています。「この3週間の記憶がない。われわれも、分かっていなかったんでしょうね」と述懐しています(TVの『とくだね』:5月11日) 人口心肺(ECMO)は、機能不全の肺を休ませるため、血液を外部に出し、二酸化炭素を取り除いて酸素を混ぜ、体に戻すものです。日本にはECMO(エクモ)が1400台あるとされますが、経験のある医師は足りていない。1台を動かすのに、24時間、20名の医療スタッフ(医師4~5名、看護師10人、臨床工学技士2~3人)が必要という。3交代なら60名。志村けんさんもECMOを装着されていました。わが国では志村けんさんの死亡から、国民の新型コロナへの空気が一変したのです。 【3月初旬は、まだわかっていなかった】 「(医師もわかっていない証拠に、3月の初旬は)患者にPCR検査をせず、手術していました。新型コロナは、多臓器不全症候群ということが正しい感じです」と加藤教授は言う。 肺機能の不全の他に、くも膜下出血、腎機能障害も併発していました。術後リハビリで今も入院している病院では、およそ200名の新型コロナの重症患者がいて「大変な状況」という。 新型コロナではありませんが、父がなくなる数日前には、担当の医師から多臓器不全になっているといわれました。心臓、肺、腎臓の機能が同時に低下していたからです。 日本では、重症者は20%(命にかかわる重篤者が6%:重症者の3人のうち1人)とされていますが、「インフルエンザより少し強いだけの病」というのも、重症になりやすい欧州C型ウイルスに対しては、誤解でしょう。C型では、RNAの23か所が変異し、A型より重症化を生みやすいという。… … …(記事全文17,650文字)
