■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1063 <1063号:緊急事態宣言と政府の経済対策費> 2020年4月8日(水):今後の世界と日本経済の予想 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2020040908000065339 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 都市を封鎖している米国のGDP(生産=所得=需要)は、20年4-6月期では、マイナス30.1%と予想されています(モルガン・スタンレー)。 もちろん歴史的な落ち込みです。失業率は、12.8%に上がり(現在は3.5%)、個人消費は31%減になるという。 米国、欧州の3月は、経済活動(生産、流通、販売)がほぼ停止状態になっているためです。米国の失業率は、破壊的な30%になるという予想もあります。30%の失業とは働かないことであり、生産と販売の大きな減少になります。 ・他方、JPモルガン・チェースは、同期のGDPはマイナス14%とし、 ・ゴールドマンはマイナス24%としています。 見通しに、かなりの幅があります。経済活動の再開の時期、水準、およびGDPの10%(2.2兆ドル:242兆円)という政府の対策の、効果予想に開きがあるからです。この開きが意味することは、コロナショックの経済的な見通しは難しいということです。 【日本のGDP予想】 日本では、4-6期のGDPの有力な見通しは、まだありません。第一生命は、2020年度(2020年4月~21年3月)のGDPを、物価上昇を引いた実質でマイナス3.9%、名目ではマイナス2.8%としています(20年4月3日:エコノミックトレンド:第一生命調査部)。 新型コロナが、20年6月から7月に落ち着くという前提のものです。その場合、20年7-9月期に経済は底打ちし、成長率はプラスに転じるという。失業率の予想は、3.1%という低いものです(現在は2.4%)。 これは、もっとも楽観的なものです。 【第一生命の、4半期別 実質GDP予想:前年同期比】… … …(記事全文13,776文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )