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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:米銀に一体何が起こっているのか(2)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1033 <1033号:レポ金利が高騰し、FRBは米銀にドルを緊急供給: 米銀に、いったい、何が起こっているのか?(2)> 2019年10月23日:低金利の米国債が、世界に売れにくくなっているというドル危機 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2019102408000059674 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。NYからカナダに入ってモントリオール、ケベック、オタワ、ナイアガラへ行って再びNY戻り、さっき帰宅しました。 カナダも移民の国ですが、それぞれの民族が社会を作っているモザイク国家である点が、同じ多民族の米国と違います。米国は、移民をアメリカ文化に染めますが、カナダ文化というものはない。祖国の文化(ものの見方の価値観と行動様式)を受け継いでいます。 今回も強く感じたのは米国の衰微です。経済だけではなく、アメリカの文化がピークをすぎ、没落期にはいっているということでした。分析的な感想ではなく、全体の印象です。 ドイツの哲学者シュペングラーが1918年に『西洋の没落』を書いています。西洋のあと、世界の覇権を握ったのは米国でした。1990年代までの約80年、米国は世界に冠たる位置を占めていました。 21世紀は、ユーロの登場とともに、新興国の経済成長から多極化にはいり、経済では、外資と米欧日の技術を導入し(コピーし)、安い人件費で生産した中国が勃興しました。米国とともに、1980年代後期は世界1だった日本経済も、1995年に、まず生産年齢人口の減少として始まった人口問題を主因に、衰退期に入っていますが、日本の文化は逆に、世界に受け入れられています。 日本人の行動様式、自己主張が少ない慎ましい態度、真面目な仕事、携帯電話をなくしても戻ってくる、ドイツ人も驚愕する道徳と、電力会社の電柱だけは醜悪に多くても、街と住まいの清潔さを世界は称賛しています。多民族のカナダで。日本人の評価はとても高い。 米国は経済(商品生産)が衰微し、情報産業と金融に横滑りしましたが、日本と違い、自己主張の米国文化は、衰微しています。トランプが、「米国ファースト」という掛け声で登場したのは、実態の経済・文化の衰微があり、世界への影響力が衰えていたからでしょう。 米国文化の没落は、飛行機に乗るときのセキュリティチェックにも現れています。旅行者を犯罪者風に扱っても、「それは変なことだ」という認識が航空会社の幹部にない。遅延がもっとも多いUNITED AIRLINEは特にひどい状況です。近々、つぶれる感じを受けます。 セキュリティチェックは、旅客が払う運賃を売上とする航空会社が委託したものです。旅行者の扱い方法は、航空会社連合の指示(命令)で決まったものです。日本では考えられない態度と言葉であり、全体の安全のためという名目があっても、行き過ぎています。
… … …(記事全文12,783文字)
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