■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.952 <952号:なし崩しにアイマイにされた異次元緩和(3)> 2018年07月25日:量的・質的緩和の推移予想 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-47857.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2018072610000047365 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございますという挨拶は、歌舞伎のトリを務める座長が夕方の出番より早く来たとき、下位の者がかけた敬う言葉が語源という。元は「お早いお着きでございます」 【ネット情報化】 スマホは便利ですね。疑問がその場で氷解します。紙の書籍の販売が減っている理由でもあります。情報の消費には、生きる時間という制約があるからです。Aの情報を読むと、Bを読む時間がなくなる。 商品のように「いくつも」とは行かない。服は何枚あってもいい。商品の1人当たり需要数は増えてきたのです。 ところが情報には、1人当たり消費の限界量があります。情報の消費が増えいくインターネット時代は、グローバルな生産力の超過で余ってくる商品価格を下げます。これが本筋の論。この物価下落は、経済学で言うマネー現象としてのデフレではない。 経済学でもアマゾンが米国の物価を下げる要素になったと言われていますが(米国の物価は3%くらい上がっていました)、これは情報化というより販売チャンネルの増加による影響です。アマゾン以外にも仮想店舗は増え、価格が同列で競争化したからです。家電量販も、「ネットより低価格」とうたっています。わずかでも高ければネットで買われます。配送は翌日です。店舗販売とは差がない。 【物流コスト】 ネット販売が難しい生鮮が60%の売上である食品以外の店舗では、影響が大きくなってきました。生鮮食品(青果・肉・鮮魚・総菜)のネット販売のネックは、1軒当たり配送費の約400円です。1回2000円買うのに、400円では20%です。 宅配のラストワンマイル(手渡し)をどうするかが、問題です。留守による再配達が20%台という。国交省の調査では、都市部で再配達率が17%ですが(2017年1月)、これは、少なすぎます。時間によっては30%以上でしょう。 仕事場の液晶TVが壊れたので、先週、買い換えました。43インチの4Kで鮮明です。ネットで5万円台。数年前の1/5に下がっています。当方の経験では、液晶は10年から12年で回路接続部が壊れますね。… … …(記事全文13,788文字)
ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
吉田繁治 (経営コンサルタント )