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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:なし崩しにアイマイにされた異次元緩和(1)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.950 <950号:なし崩しにアイマイにされた異次元緩和(1)> 2018年07月18日:量的・質的緩和の推移予想 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-47725.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2018071910000047232 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。6月の大阪北部地震、7月初旬の西日本一帯の激雨に続き、これもまた史上最大になるかと思われる暑さです。今日も38度でしょうか。 アスファルトとコンクリートの街では40度を超えています。昨日、よせばいいのに、午前にゴルフの練習に出かけました。各打席に1台ずつ大きな扇風機があり、熱気をかき回しますが、動けばサウナのように大汗が出ます。 梅雨明けの朝の、一斉のセミの声が、今年はまだないのに気が付きました。地中の水分が多すぎたのか、あるいは、暑すぎるのか。理由は分かりませんが不気味です。 【日銀の議事録の公開】 2008年のリーマン危機の時期の、日銀の議事録が公開されています。審議委員と総裁に、危機の意識がなかった。3か月前には、当時の白川総裁は、「金融危機は去った」と発言しています。財務省(与謝野財務大臣)も、米国の金融危機は「日本には蚊ほどの影響もない」と国会で発言していたことを記憶しています。 リーマン危機は、(1)債務の補償保険のCDS等のデリバティブ、(2)増加していたレポ金融(売り戻し、または買戻し条件つきの債券貸借金融)が、銀行間に連鎖して生んだ信用危機でした。 このため、その知識がなかった当時の日銀には、分からなかったのです。2008年時点では、日本のエコノミストには、デリバティブとレポ金融の実務についての金融知識が、決定的に不足していました。 金融学者を含めて、です。このためリーマン危機の内容と意味を理解できなかった。これが、日銀の議事録と白川総裁の、のんびりした発言の理由です。 【現在は、インフレ目標の誤りを認めない日銀】 現在も、「量的緩和の明白な失敗」をめぐる総括ができていないところを見ると、「インフレはマネー現象」というミルトン・フリードマンの仮説が含む誤りを、認識していないのでしょう。
… … …(記事全文10,615文字)
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