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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:中国経済の隠された面を論じる

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.948 <948号:中国経済の、隠された面を論じる> 2018年07月04日:中国企業の負債の巨大化 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-47459.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2018070510000046951 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。3週間前、6月12日の米朝首脳会談では、日本が強く期待している「朝鮮半島の完全な非核化」がうたわれました。 しかし具体的なスケジュールと方法への声明はなく、北朝鮮は「核廃棄」を約束したのです。米軍の韓国撤収とセットになっていたものです。トランプの政治姿勢は、クリントンと逆の、反軍産複合体です。 1か月も経たないうちに、「核施設の改修と隠蔽工作」が、明らかになっています。トランプ大統領は「完全な非核化が始まっている」としていますが、米国防情報局関連の機関「38ノース」は、「寧辺(ニョンビョン)の核施設でウラン濃縮の作業を続けている(18年7月)。核弾頭や生産施設の隠蔽も行ってきた(18年5月、6月)」発表したのです。 金正恩氏は、韓国と日本から援助金を得る目的もあって、表向き、「先軍思想(軍事費優先の経済)から経済重視に転換した映像」を見せています。しかし、核開発を廃絶して既存の核とミサイルを廃棄するつもりは、もともとない。核がなくなれば、独裁体制が崩されて殺されると考えているからです。この暗殺への恐怖は、尋常ではない。フセインとカダフィを見てきたからです。 米国筋にも北朝鮮には「核の完全廃棄」の意思がないことは明確でした。トランプは無視し、アイマイな言葉の「北朝鮮の非核化」にサインしたのです。南北首脳会談で使われていたのと同じ言葉でした。歴史的な会談という騒ぎはあっても、一歩も進んでいません。トランプがなぜ、この会談を行ったのか。 10月の米国中間選挙を目的とするものであり、(嘘の)成果を華々しく伝え、共和党が多数を失う危険水域の、選挙支持率を上げることを目的にしていたからです。 以下の可能性が考えられます。 (1)トランプは、金正恩が「朝鮮半島の非核化」という言葉を使ったことを、「北の完全な核廃棄」と、勇み足で考え共同声明を結び、歴史的な成果と宣伝した。「顔を見れば一瞬でわかる」ことはないのです。 核廃棄のつもりがない金正恩は、「朝鮮半島の非核化」という言葉で、中国の要求でもある米軍の韓国からの撤退を意味していた。
… … …(記事全文11,437文字)
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