■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.911 <911号:8年のゼロ金利負債が生んだバブル> 2017年11月01日:世界の負債の増加の臨界点 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-42682.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017110210000042109 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。これから数年の国政を決めた、10日前の総選挙も、いつのことだったかと思えるくらい、時間の経過を速く感じます。 政治は、国(政府、企業、世帯)を治める活動です。経済面での基本は、税金の分配です。それが、財政予算(一般会計;約97兆円、特別会計;純額201.5兆円)と、不足分の赤字国債の発行です。 重複計算を除く純額で、201.5兆円と大きな特別会計のうち、 ・43%を占めるのが国債の償還費92.2兆円、 ・33%は年金・医療費の保険料収入に該当する65.8兆円です (2016年度)。 国債の返済が92.5兆円と、借り換え債の発行(約120兆円)より少ないのは、「国債は、満期の借り換えを続けて、60年で順次償還する」という仮想の会計を行っているからです。 返済額が残高の増加を上回って、国債残が減ることは、今後、「永久に」ありません。 政府には、いずれの日かの、インフレで膨らむ名目GDPに対する国債残の割合(国債残÷名目GDP=現在は約200%)を減らす算段しかない。 13年4月からの、異次元緩和の目標は、インフレ率2%、実質GDPの成長が1.5%~2%程度で、両方を合わせた名目GDPの成長は3.5%~4%程度です。 一方で、現在1069兆円の国債残(17年9月)は、毎年35兆円~40兆円は増えます。増加率では、3.5%から4%です。… … …(記事全文13,478文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )