■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.910 <910号:この5年、日本経済は成長したのか> 2017年10月25日:わが国のGDPの内容 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-42551.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017102610000041977 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。朝7時、目を覚ますと、大きく開いた窓から、灰色の空と、蜃気楼のように霧にかすむビル群が見え、眼下は、深く暗い碧の森です。ホテルは、目白の椿山荘(元のフォーシーズン)、3回目の宿泊です。立地が多少は不便ですが、部屋と料理は一級で、宿泊費はリーゾナブルです。昨夜、ある経営者との2時間30分の懇談のあとの、会食でした。 「社長として、何をすべきか」を悩んでおられた。社長は組織に対して全能をもちますが、自分が成長の蓋になっているのではないかということです。 直裁に答えるのが難しい問いですが、ドラッカーは、経営者が成すべきことととして、三つを挙げています(『マネジメント』のシリーズ)。これを回答にしたのです。 (1)週のうち2日:現在の事業の利益管理をして、利益を上げる。 ほぼ全部のトップマネジメントが、今、行っていることです。 (2)2日:新しい事業(または商品)の概念を、作る。 概念は、図と言葉で描くビジョンです。 会社は意外に早く「成長~成熟~衰退」を迎えます。新しい事業は、経営者の好きなことの延長上に描かれるビジョンでなければならない。好きなことは、他の人より、一生懸命に行うからです。他の人があきらめる先に、宝の山があります。 小売業で言えば、GMSは1990年代から衰退期に入り、食品スーパーは2010年に、成熟期を過ぎています。百貨店も30年も前から衰退期です。コンビニとドラッグストアは、今が成熟期ですが、2020年から衰退期に入ります。 多くの人がこの先はない、あるいは難しいとあきらめたことは、実行されていない。プロのスポーツ選手も、競争相手があきらめた地平の先までの練習(会社ではビジョンを描くことに相当します)がないと、勝てません。… … …(記事全文12,756文字)
ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
吉田繁治 (経営コンサルタント )