■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.556 <556号:過去の確率を未来に投影した金融工学の誤り: 反論を期待して・・・> 2011年9月21日:ユーロが破綻する原因もデリバティブの誤謬 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。ついこの間の台風12号に続く15号が、各地で 再びの豪雨をもたらしています。NHKは、緊急特集を組み、厳重な 警戒を呼びかける。土砂ダムという、いままで聞いたことのなかっ た災害と、大型河川の氾濫が懸念されます。 ご無事で生活されているでしょうか。それにしても、3.11以降、 自然災害が多い。気象の異変には原因があるはずですが、まだ「原 因→結果」の関係は明らかではない。「複雑系」ともされる。 複雑系; 相互に関連する多くの要素が組み合わさって、全体としてある結果 をもたらすものをいう。全体として起こる結果(たとえば豪雨)は、 個々の部分である要素からは、明らかにならない。 気象では、海洋の温度と状態が、大気にもたらす変化が70%くらい を決定しているとはいう。スーパー・コンピュータによるシミュ レーションでも、数理的に不確定な要素が多すぎ、無理なのでしょ う。地震と同じように、予測ができるようになれば、事前対策が打 てるので悲惨な被害は減るでしょう。 経済も、要素が多い複雑系です。経済が自然科学と異なる点は、事 実が原因になって、線的な論理で結果が決まるのでないことです。 事実に対する「人間の異なる解釈」がはいり、その解釈によって経 済行動が決まる。 自然科学=事実としての原因→線的論理→結果 たとえば引力は、人間がそれをどう解釈するかに係わりなく、働き ます。「線的論理(法則とも言う):2つの物体の間には、物体の… … …(記事全文11,703文字)
