■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.557 <557号:人口の逆転と経済成長は、税法でできる> 2011年9月21日:日本経済を成長に向かわせるために ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。東日本大震災の復興費の財源として、16兆円 をどう捻出するかが、政治の課題になっています。 民主党では、増税9兆2000億円、税外収入7兆円でまとまりそうな雰 囲気です。税外収入とは、日本タバコ産業の株の売却、子育て支援 金等の予算の減額、および埋蔵金からの充当です。この7兆円に財 務省の抵抗が予想されます。 対策費としてすでに決まっている一次補正予算は、4兆円でした (11年4月)。7月に成立した二次補正が2兆円です。三次補正予算 は、ほぼ12兆円規模になりそうです。合計で18兆円です。 政府が見積もっていた設備の物損(個人住宅64万棟+法人設備+社 会インフラ)は、16.9兆円でした(内閣府:11年6月) ただし、 これは減価償却済みの簿価です。建て直しに必要な再取得価格にな おせば、簿価の2倍は必要でしょう。35兆円です。 それに不明な原発の対策費があります。いつまでかかるか分からな い廃炉の費用で、政府は1.5兆円を見積もっています。民間見積も りでは2兆円。これに加え、広域な農林漁業、法人、福島県の社会 インフラへの損害賠償が必要です。総額は10兆円~20兆円と見積も られています。幅が大きいのは、どこまで補償するか、不明だから です。 合計すると、ストックの損害が35兆円+原発賠償費10~20兆円= 45兆円~55兆円が想定できます。このうち、政府分の復興投資は 30兆円、民間が15~25兆円必要でしょう。 損害の規模は、10兆円だった阪神・淡路大震災(1995年1月17日) の物損の約5倍です。このときは、政府が5年間に渡って合計で5兆… … …(記事全文13,699文字)
