□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.539 <539号:2011~12年の日本経済と世界(1)> 2011年5月25日: 政策と経済予測 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ こんにちは、吉田繁治です。本稿は、震災後の錯綜した経済情勢を 整理し、復興投資(必要額30兆円)を含む、中長期の経済を見通す ことを目的とします。 【経済学】 経済学は、過去のデータを解釈し、そこから、科学的と思われる法 則を見つけようとします。科学的とは、「原因→結果」の関係にお ける原理です。 科学では、「人間が、事実とその情報をどう認識するか」が関わり ません。例えばニュートンの引力の法則は、人類が、その法則を知 らない時代も、働いていました。 科学の法則に従う原子核の分裂は、人間がその分裂を認識するか否 かに関係なく、働きます。病気も同じです。人が、自分の病気を認 識するか否かに関わらす、病気は医学(科学)的に進行します。 ところが経済学は「事実とその情報に対する人間の認識」が挟まる 点で、科学的な法則と違います。 経済は科学、言い換えれば「事実が原因になって、展開を生むも の」ではありえない。(注)投資行動も購買行動です。 経済学の難しさは、「事実→解釈(人間の認識)→判断と行動」に なることです。事実が原因になるのではない。事実の解釈が、購買 行動と投資行動を生みます。 例えば、ある土地が安いと思う(人による価格情報の認識)。そこ から、買う(あるいは投資する)という経済的な行動が出る。… … …(記事全文5,960文字)
