… … …(記事全文5,214文字)ジム・ロジャーズ氏の新しい本が出ます。
大暴落前夜 狂宴バブル後の生き抜き方、資産の守り方
シンガポール在住FPの花輪陽子です。
最近は、株式市場だけでなく、銀やプラチナなどの貴金属価格も大きく上昇しています。
ニュースでは「銀投資のために自宅を売却する中国の個人投資家がいる」「銀歯までが売買対象になっている」といった話題まで見かけるようになりました。
こうした報道に触れると、「さすがに過熱しすぎではないか」「バブルの入口に近づいているのではないか」と感じる方も多いのではないでしょうか。
銀をはじめとするコモディティについては、ブリッジウォーター創業者のレイ・ダリオ氏や、著名な商品投資家であるジム・ロジャーズ氏など、多くの投資家が言及してきました。
株式や債券とは異なる値動きをするため、分散投資の観点から一定の意義がある資産クラスであることは間違いありません。
一方で、コモディティ投資は株式投資よりも難易度が高い分野だと私は感じています。
企業の成長という裏付けがある株式と異なり、商品価格は需給、投機資金、金利、為替、地政学リスクなど、複雑な要因で動きます。現物投資を別とすれば、ETFなどを通じた商品投資は、中級者以上向けの領域だと考えています。
今回は、私自身がコロナ禍の中で銀ETFを仕込み、その後大部分を利確した過程を振り返りながら、出口戦略の大切さについて共有したいと思います。
