… … …(記事全文5,093文字)シンガポール在住FPの花輪陽子です。
今回お伝えしたいのは、「頑張らなくてもお金が回る家計は、才能ではなく設計でつくれる」ということです。
私自身、収入が大きく変動する人生の中で、何度も家計システムを組み替えてきました。
家計のお金の回し方に関しては、様々な方法があり、最初に設計をして問題が生じたら改善をしてよいシステムを構築することに尽きます。
お金、人生など基本的に様々な問題にぶつかる場合は初心に立ち返り、目標設定がずれていないか、システムのどこかに問題や不備はないか、そのために何を改善すればよいのかを考えていけばよいのだと思います。
ここでおすすめの本を紹介したいと思います。
世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」の創業者であるレイ・ダリオは著書の中でお金等の原理原則を述べています。
レイ・ダリオの言う「プリンシパル(Principles)」は、単なる思いつきのルールではなく、彼が人生やビジネスの荒波を乗り越える中で導き出した、「再現性のある成功法則」です。
なぜ「原則」が必要かというと、私たちは日々、似たような状況に何度も遭遇します。その場しのぎで判断するのではなく、「こういう状況ではこう行動する」という自分なりの原則を持っておくことで、感情に左右されず、より良い意思決定ができるようになる、というわけです。
レイ・ダリオの「原理原則」とは
• 現実を直視する: 「現実はどうあってほしいか」ではなく、「現実はどうなっているか」を正確に把握する
• 人生は「マシーン」である: 自分の人生や会社を一つの機械(システム)として捉え、うまくいかない時はその「設計」や「部品(人)」を修正すればいい
• 進化のループ: 失敗を「痛み」として終わらせず、そこから「内省」を通じて「原則」を導き出し、次の行動を改善するプロセスを繰り返す
これらの考え方は、投資や経営だけでなく、家計管理にもそのまま応用できます。つまり、家計も「感情」ではなく「設計と改善」で強くできる、ということです。
彼の著書『PRINCIPLES』では、これらが「ライフ(人生)」と「ワーク(仕事)」の2つのカテゴリーに分けて詳しく解説されているのでぜひ読んでみてください。
私が実践しているお金管理術
