… … …(記事全文3,052文字)筆者は年初の配信で年末年始の相次ぐ飛行機事故の不自然さについてお伝えしたが、飛行機事故はその後も続いた。特に米国とカナダで起きた飛行機事故はDEIとの関連が疑われている。
●前代未聞の空中衝突
1月29日、ワシントン近郊の上空でアメリカン航空の旅客機と米陸軍のヘリが衝突し、乗客64名と兵士3人が全員死亡するという衝撃的な事故が起きた。ヘリは飛行訓練中だったという。
<2025年1月31日 テレビ朝日>
<衝突の瞬間>
https://x.com/Bubblebathgirl/status/1885319260177592325
現在調査が進められているが、直接的な原因は、米軍のヘリコプターがこの空域の制限高度200フィート(約60メートル)を超えて旅客機の着陸コースに侵入したことだ。
<2025年2月1日 ブルームバーグ>
<米軍ヘリは制限高度を超えていた>
![]()
米軍の元ヘリコプターパイロットは、米軍ヘリのパイロットのミスの可能性が高いという。米軍は訓練中だったと発表していることから、訓練あるいは技能テストにおける操縦ミスだった可能性が高い。
<2025年2月3日 FNNプライム>
米軍ヘリには3人の兵士が搭乗しており、そのうち1人は女性だった。事故直後、米軍は3人のうち2人の男性の身元は公開したが、なぜか女性パイロットの身元は非公開とした。
<2025年2月1日 ベトナム.VN>
その後、米軍は方針転換して女性パイロットの素性を公開した。女性パイロットはレベッカ・ロバック大尉(28歳)で、飛行経験時間は約500時間(別の情報によると450時間)、パイロットになる前はバイデン夫妻のホワイトハウスイベントや式典のサポートをしていたという。28歳で大尉に昇格し、しかもホワイトハウスお抱えの女性兵士というのは異例の抜擢と言える。
<2025年2月3日 産経新聞>
米陸軍空軍参謀総長はロバック大尉は飛行経験時間500時間を持つ熟練パイロットだったと話しているが、ある退役軍人によると、以前なら飛行経験時間1000時間でも十分ではないという。ロバック大尉の500時間は熟練には程遠い。また軍は事故当時ロバック大尉は副操縦士を務めていたと発表しているが、訓練もしくは技能テストだったことから、操縦していたのは彼女だった可能性が高い。
<2025年2月7日 フォーブス>
![]()
事故直後に米軍がロバック大尉の身元を公開しなかったのは「飲酒していたというデマが流れていたため」だという。だが、おそらくそれが本当の理由ではない。