… … …(記事全文3,115文字)これから数回に分けて新型コロナウイルスの起源と拡散の経緯についてお伝えしたい。紹介する情報は全て当時の大手メディアが報道しなかったり、「デマ」と否定してきたものだ。だが、それらの「点」を丁寧に繋げて「線」にすると、コロナプランデミック(計画的パンデミック)の全貌が見えてくる。この認識は、これから鳥インフルエンザ騒ぎがどのようになっていくのかを予測する手助けになるはずだ。
●当初から存在した武漢研究所起源説
2020年1月、新型コロナウイルス(当初は「新型コロナウイルス肺炎」と呼ばれた)が騒がれ始めたとき、最初に言われた起源説は、コウモリを宿主とするコロナウイルスを保有していた野生動物が武漢の生鮮市場で売られていた、というものだった。
2002年11月に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)がそうだったとされているからだ。
<2020年1月21日 ブルームバーグ>
報道後、中国当局は即座に生鮮市場の野生動物の販売を禁止した。
<2020年1月23日 ビジネスインサイダー>
だが、筆者は、ウイルス研究施設が関与しているのではないか、とすぐに疑った。
なぜなら、この報道の4カ月前の2019年8月に、米国の生物兵器研究所「フォート・デトリック」が「国家安全保障上の理由」で詳細非開示で突然閉鎖した、という情報を知っていたからだ。
さらに言えば、表上、米国と中国は敵対しているように見えるが、裏では米民主党と中国の江沢民派(習近平政権の敵対勢力)が繋がっている、という認識もその疑念を後押しした。
<2019年8月2日 フレデリックニュースポスト>
すると、筆者の疑念に符合する情報がすぐに複数現れた。それが、生鮮市場のすぐ近くにある「中国科学院武漢病毒研究所(武漢ウイルス研究所)」だった。
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)