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現物株のみ ~ 元手50万円で毎月たったの2万円の投資で2000万円稼ぐ私の投資方法

よっちゃん(個人投資家)

よっちゃん

【ど下手にはど下手の方法がある】
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////////////////////////////////////////////////////////////// 現物株のみ ~ 元手50万円で毎月たったの 2万円の投資で2000万円稼ぐ私の投資方法 https://foomii.com/00199 2020/8/9号 ////////////////////////////////////////////////////////////// 【ど下手にはど下手の方法がある】 目次 1.ナンピンは御法度? 2.ど下手にはど下手の方法がある 3.今週の見通し 1.ナンピンは御法度? ナンピンというのは、別名「買い下がり」と も呼ばれてます。このナンピンをする理由は 自分が買った値段より株価が下がったので、 下がったところで買って平均取得価格を下げ 株価上昇で儲ける機会を伺うという戦略を取 るときに用います。 しかし、ほとんどの個人投資家は、ナンピン は御法度として、避けるべき方法の一つと思 っています。 確かに、これは上昇トレンド銘柄を好んで買 う順張り投資家には当てはまるのですが、あ えて下降トレンドの銘柄を好んで買う逆張り 投資家には、当たり前の戦略とも言えます。 要するに、自分の投資スタイルが順張りであ れば、ナンピンではなく損切りを優先すべき ですし、逆張りなら損切りではくナンピンを 優先する、ということだけです。 基本的なナンピン戦略は、チャートがボック ス圏で動いているなら、ボックス圏の底付近 が下値目途と考えて、まず、「打診買い」 「お試し買い」で、例えば、100株~ 300株程度を買って様子を見て、底値付近 に下がってきたら追撃買いで500株程度を 買うというような方法を取ります。 しかし、このような下値目途を見計らって買 いを入れるのは、かなりの経験が必要ですの で、逆張り戦略は、ある程度経験がある投資 家が取る戦略とも言えます。 ところが、誰もが上記のように戦略的にナン ピンできる訳はありません。株式投資を始め ると思った以上に株価が下落し、やむを得ず ナンピンをするはめに陥いるのです。 私の経験では、中途半端なナンピンはスカピ ンに陥ることが多く、ナンピンするなら、徹 底的に食いつくナンピンをしなければ、ナン ピンで大儲けはできないと思います。 2.ど下手にはど下手の方法がある 株式投資をしているとスマートに、かつ、エ レガントに儲ける方法という投資方法に憧れ るものです。実際に株式投資をしている皆さ んは、「スマートに、かつ、エレガントな方 法」でトレードされていますか? 自分の投資方法が「スマートに、かつ、エレ ガントな方法」から、あまりにも乖離してる ことに悩んでいないでしょうか? 私は、皆さんに株式投資を行う際の心構え や、儲けるために気づくべきポイントを紹介 させていただいてますが、そんな私でも、今 までを振り返ると、ど下手な勝負をしていた と思います。 しかし、株式投資で儲ける方法に、下手もく そもない!株式投資は儲ければいいのですか ら、何も、プロのように理詰めで攻めて思惑 通りに儲ける、というようなスマートに、 かつ、エレガントに儲ける必要はないので す。 今日はに、ど下手にはど下手の方法がある、 という方法を以下に示しますので、参考にし てみてください。 みずほフィナンシャルグループ(8411) リーマンショックの2008年を挟んだ4年間 は、持っていた株が無茶苦茶値下がりし て、全然売るに売れなく、一番苦しかった時 期でした。 この4年間は最悪期だったと思います。 結局、持ち株の買値を下げるため「ナンピ ン」をひたすら繰り返していました。 そのような状況で2009年に買い始めたのが、 みずほフィナンシャルグループです。 2009年10月1日に1000株 178円で買い始め ました。しかし、以下に示すように買値の 178円から株価が下がり始め、最後に買った 2012年6月4日には株価が111円になって しまいました。 取得日 取得株数 取得価格 2009/10/01 1000 178 2009/10/26 200 172 2009/11/18 100 168 2009/11/19 100 162 2009/11/27 200 150 2009/12/02 100 162 2009/12/11 100 155 2010/06/18 200 154 2010/07/16 1000 137 2010/10/01 500 121 2010/11/08 200 118 2011/04/12 300 130 2011/08/10 500 116 2011/08/11 500 112 2011/09/05 500 111 2011/10/17 500 111 2012/05/09 800 119 2012/05/11 800 117 2012/06/04 900 111 結局、8500株を平均取得価格131円で 買いました。買い下がりでは下値を狙って 下値目途の付近で多めに買うのがコツです。 この時は、何年も買っていたので下値は 110円と見えてきたので、110円近辺は、 買いチャンスと多めに買うようにしまし た。 最後に買った2012年6月4日以降は、株価が 上がってきたので、買いはやめました。 しかし、含み損なんて、推して知るべしで 最悪は20万円近く含み損がありました。 普通の人なら、下がり始めたところで投げま すよね。178円が111円になる前に何とかし ろ!ですよ。普通の人なら、損切りして撤退 するのがセオリーです。 しかし、現物で買っていましたから売る必要 もありませんので、投げる必要がなかったの です。 その後、株価が上昇し始め、 2013年2月15日に平均213.72円で売り、 利益は70万ほどになりました。 ここで学んだことは、長いおつきあいをして いると、この銘柄の特徴がわかってくるとい うことです。 だから、110円近辺は買いチャンスと多めに 買うようにしたのです。 あきらめずに食いつかないと値動きのクセを 見つけるチャンスを逃しますよ。 私が駆け出しの頃は、こんな「ど下手」なこ とをやっていたのです。いや、しばらくは 「ど下手戦略」を駆使してました。 2015年のチャイナショックまで、ど下手 戦略を駆使して、損切りは絶対にしないで、 ナンピンで粘って儲けてました。 こんな「ど下手」戦略をまだ、やっていた ら、人様に「株式投資とは、云々」なんて言 えません。 しかし、これだけは言えます。「株式投資で 儲ける方法には、ど下手ならど下手の方法が ある」ということです。 株式投資で儲ける方法に、上手だの下手だの 無いですよ。 ただ、ナンピン戦略は、ハイリスク・ハイリ ターン戦略の一つで、儲かる時は大儲けでき る反面、大きな含み損を抱えるという精神的 な負担が大きい戦略です。 とてもじゃないですけどリスクが高くて、信 用取引でナンピン戦略なんて使用できませ ん。だから、信用取引は、損切り必須なんで すよ。 しかし、先ほどのみずほフィナンシャルグル ープのような、ほぼ倒産確率0%に近い、 景気回復に伴って業績・株価が復活してくる 確率が高い銘柄なら、我慢さえすれば大儲け できるのです。 メルマガ【景気循環株で勝負する方法】で書 いたように、だいたい、不況から立ち直るの が3年ぐらいとして、3年間は、潰れそうもな い会社の株、特に、不況時に株価が沈み安い 景気循環株を買い下がれば、だいたいは勝て ると思います。 私が買いたい銘柄としては、家計にさほど影 響することなく、ゆっくりと買い付けること ができる5万円以内で買える株です。 例えば、 ENEOSホールディングス(5020)や 三菱UFJ(8306)、双日(2768)です。 これらの企業は、ほぼ倒産確率0%に近い、 景気回復に伴って業績・株価が復活してくる 確率が高い銘柄だと思います。 皆さんは、エレガントでスマートな上手と言 われる方法が、直ぐに身つつくと思います か? 確かに、セオリーでは、下手なナンピンは御 法度なので、こんな勝ち方は、邪道なのかも しれません。将棋でも、最善手ではなく、相 手を惑わす勝負手というのがあって、相手を 惑わして、時間を使わせて、最後の最後に勝 つことがありますからね。これは、邪道? もし、勝負にこだわるのだから、邪道じゃな いですよね。 しかし、長期の下落相場なら、現物で安いと ころを拾って、2年とか3年とか我慢していれ ば、実を結ぶと思いますよ。 今、儲からないと悩んでいる人は、自分がど 下手だと思うなら、ど下手戦略で、ゆっくり 買い下がる方法も考えてみてください。 結論 ど下手にはど下手の方法がある 3.今週の見通し トヨタ自動車の決算がおおよその予想を覆し 黒字を確保したのは意外でした。 トヨタ自動車の決算が好調だったので、日本 株全般に対しては、まだ、目があるように思 います。 今週は、日本株の趨勢を決める外国人投資家 がお休みなので買いに動くかは、わかりませ んが、少なくとも日本株の売り要因にはなら ないと思います。 ただ、外国人投資家がどう動くかは、よくわ かりません。開けてみないとわからないとう ところです。 さて、今週は、株式市場の参加者に、新参の 個人投資家が増えてきたこと、さらに相場に 影響を与える外国人投資家がお休みを取って いることから、買われる銘柄は買われ、売ら れる銘柄は売られるという素直な相場展開に なるものと思います。 特に、新参の個人投資家が買いたいと狙って いる8月末に株主優待の権利が獲得できる銘 柄は買われるものと思います。 アメリカの雇用統計の数字が発表されました が、市場コンセンサスをやや上回るものの、 インパクトに乏しいものでした。 アメリカ経済の回復が鈍いことが示されたと 思われますので、株価が上昇する材料にはな らないと思います。 よって、日本市場は上値が重いものの下値は 日銀のETF買いで支えられるものと思いま す。 2万2000円を下回ったら買いを入れ、さ らに2万1500円に近づいたら追撃買いを したい、と申し上げてきましたが、買えるタ イミングは7月末の2万2000円を切った 時だけでしたね。 今週も、2万2000円を下回ったら買いを 入れさらに2万1500円に近づいたら追 撃買いをするよう準備したいですね。 筆者 よっちゃん(個人投資家) 筆者のブログ https://ameblo.jp/tatisan825/ ////////////////////////////////////////////////////////////// 本ウェブマガジンに対するご意見、ご感想は 、このメールアドレス宛に返信をお願いいた します。 8872gsmi@jcom.zaq.ne.jp ////////////////////////////////////////////////////////////// 著者への取材依頼・お問い合わせは、下記ア ドレスのお問合せフォームにてお願いします。 https://foomii.com/cmm/mm/offers/ ////////////////////////////////////////////////////////////// ■ ウェブマガジンの購読や課金に関するお 問い合わせはこちら   info@foomii.com ■ 配信停止はこちらから:   https://foomii.com/mypage/ ////////////////////////////////////////////////////////////// 本メールマガジンのご利用について ・本メールマガジンは投資一般に関する情報 提供を目的としたものです。 ・本メールマガジンは特定の商品の勧誘や売 買の推奨等を目的としたものではありませ ん。 ・本メールマガジンは特定銘柄および株式市 場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を 示唆するものではありません。 ・本メールマガジンはいかなる内容も将来の 運用成果または投資収益を示唆あるいは保証 するものではありません。 ・最終的な投資決定はご購読者様ご自身の判 断でなさるようにお願いします。 //////////////////////////////////////////////////////////////

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