ウェブで読む(※推奨):https://foomii.com/00187/2021042906000079527 2021年4月29日発行(通算第547号) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界情勢ブリーフィング https://guccipost.co.jp/blog/jd/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 米上院外交委、中国対抗法案を可決 対中戦略の動き加速(4月22日付ロイター) https://jp.reuters.com/article/usa-china-senate-idJPKBN2C82XL これまで本メルマガで言及してきたとおり、米議会では中国への対抗策を具体化する様々な法案が検討されています。 そのうち主要な法案として、先週、上院外交委員会が「21年の戦略的競争法案」を21対1で可決しました。この法案は外交委員長のボブ・メネンデス上院議員(民主党)と共和党の筆頭理事であるジム・リッシュ上院議員が連名で提出したものです。 また、民主党のチャック・シューマー上院院内総務と共和党のトッド・ヤング上院議員は、戦略的な競争が行われている分野での研究開発や、人工知能や半導体などの重要な先端技術のためのイノベーション・ハブなど、米国の産業政策のための取り組みに資金を提供する「エンドレス・フロンティア法案」を上院に提出しました。 これらの法案の意義と展望について、米中関係の最新情勢含めて解説します。 *********** 米国の中国対抗法案 *********** ●戦略的競争法案 これまでお伝えしてきたとおり、バイデン政権は中国政策のレビューを行っているところです。国防総省のタスクフォースの報告が出るのは5月下旬。それが政策に反映されるのは6月以降になります。 そうした中で、議会は、民主党・共和党いずれも中国に焦点をあてた立法に熱心です。いずれもどちらが中国に強硬かを競い合うような雰囲気すらあります。 その中で、主要な法案として上院外交委員会が可決したのが「戦略的競争法案」です。主に以下の内容を含んでいます。… … …(記事全文4,811文字)
