ウェブで読む(※推奨):https://foomii.com/00187/2020111006000072903 2020年11月10日発行(通算第498号) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界情勢ブリーフィング https://guccipost.co.jp/blog/jd/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 【米大統領選2020】 バイデン氏、勝利演説で「結束」誓う ハリス氏は女性の可能性語る(11月8日付BBC) https://www.bbc.com/japanese/54861450 昨日(以下の記事で)述べたとおり、米大統領選は、バイデン前副大統領が勝利宣言をした後も、トランプ大統領はこれを受け入れず、徹底抗戦の構えを見せています。 ・「バイデンの勝利宣言」(11/9) https://guccipost.co.jp/blog/jd/?p=8912 本日は、選挙結果の暫定的な分析と今後の展望について解説します。 *********** 米大統領選結果分析と今後の見通し *********** ●選挙結果の暫定的な分析 大統領選の結果は昨日の記事で述べたとおりですが、全体的に、事前の世論調査よりもトランプが善戦しました。現時点のデータでは、トランプは約7119万票とバイデンには及ばなかったものの記録的な票数を獲得し、得票率も47.7%とバイデンとは約3ポイント差です。トランプの強さが示されました。 ただ、世論調査との誤差については、最終的な結果を見なければ何とも言えません。たとえば大票田であるカリフォルニアの開票率はまだ89%です。こうした票を含めると、バイデンの得票率は3ポイントほど上昇する可能性があり、そうなると両者の差は6ポイントになります。これは世論調査の平均とそう大きくは異なりません。 一方、激戦州を見ると、世論調査とかなり差がある地域があります。代表的なのはフロリダ(トランプ+2.4)とオハイオ(トランプ+7.9)です。これらについては、何が誤差を生んだのか、詳細な分析が行われるはずです。 現時点で最も注目されているのは、マイアミ・デード郡をはじめとするフロリダ南部のヒスパニックが驚くほどトランプを支持したことです。バイデンのヒスパニック票はヒラリー・クリントンのときと比べて大きく低下しました(私がフロリダはバイデンが勝つと予想した最大の理由は、元々接戦の地域であることに加え、コロナによってフロリダに数多く居住する高齢者層がバイデンに傾くと予想されたことでしたが、こうしたヒスパニックの動向がその傾きを埋めたと推測されます)。… … …(記事全文7,086文字)
