ウェブで読む(※推奨):https://foomii.com/00187/2020060100100067007 2020年6月1日発行(通算第445号) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界情勢ブリーフィング https://guccipost.co.jp/blog/jd/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除されて一週間が経ちました。レストラン、ジムなどの営業も再開に向かい、徐々に日常が戻ってきたようです。リモートワークから職場に戻る方も増えているのではと思います。 感染拡大はおおむね抑えられている一方、一部では増加傾向がみられるようです。第2波の懸念はありますが、個人的には、これまでの日本の状況に照らして考えると、十分な警戒を続ければ、防げる可能性は十分にあると思います。起こったときには、第1波の経験を生かして、再び対策をとることに尽きるでしょう。感染リスクをゼロにすることはそもそも無理ですから、それを前提に、経済活動との両立を追求する他ありません。 感染抑止と経済活動を両立させるためには、我々市民が日常的な習慣として警戒措置を続けることが重要です。個人的には、日本の感染抑止の成功の大きな原因は、こうした細かい習慣の徹底にあるのではと思っています。 その中で重要なのは、やはりマスクの着用と思います。手洗いやこまめな消毒は、自分を守るための措置ですから、多くの人が進んで行っているでしょう。マスクは、それらとは違って、自分ではなく、他者と社会のために行うものです。マスクを着用しないことは、「自分以外の人はどうでもいい」というメッセージを発信していることを意味します。 各国も経済活動の再開を本格化させていますが、多くの国がマスク着用を徹底することで、感染拡大阻止との両立を図ろうとしています。NY州のクオモ知事は、マスクを着用していない客に対しては、店側が入店を拒否できるようにすると表明しました。あれだけマスク着用を嫌ってきた米国でこうした対応がとられるのは、驚くべきことです。 https://twitter.com/JDWorldBriefing/status/1266190408343666688 マスクの着用は、自分自身や家族だけではなく、社会全体を守るために、一人一人が何ができるか、という問題意識の一つの現れといえます。一部の人々に過ぎないでしょうが、マスク不着用や対人距離の不足を指摘されて憤慨する例もあると聞きます。一人一人が社会全体を守る意識をもたなければ、経済活動の再開が遅れ、結局自分自身も損害を被ることになります。 日本の場合、そうした社会に対する意識はもともと高いと思いますが、さらに高めることが重要と思います。そうすることによって、ためらうことなく経済活動に邁進することが可能になります。これは一律に「ステイ・ホーム」を続けるよりもはるかに容易で、合理的な対応と思います。 *********** 先週の動き *********** 5/24(日) ・トランプ政権が新型コロナウイルス対策としてブラジルに滞在した外国人の入国禁止を発表 ・中国の王毅外相が米国は中国との関係を「新たな冷戦の瀬戸際」へと押しやっていると発言 ・香港で「香港国家安全法」に反対する大規模な抗議デモ… … …(記事全文10,490文字)
