… … …(記事全文2,844文字)『続・株価がすべてをものがたる?「お荷物」を背負いこんで独り負けホンダ!VWのCEO同様「EV特化→専業宣言」を宗旨替え?チェーンはいちばん弱い処から切れる!トランプ復活で太陽光・風力発電同様「EVの真相」が露呈する!独り勝ちトヨタ全方位戦略の要はも財務力!「自分の城は自分で守れ!」(中興の祖石田退三語録)の伝統!』
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
ホンダも大変です。相撲は東西横綱がいてこそ生成発展するものです。
ホンダの経営統合協議・・・日産が鴻海に買収されそうだとか、いろんな理由がありそうですが、わが国といわず、世界の二強=東西横綱として残るためには少なくとも規模の面ではトヨタに対抗できるパートナーが欲しかったはず。EV研究開発はどれだけ金食い虫かわかりません。売上・利益そして投資・・・株価対策という財務力が決め手となります。
さて、「中島孝志の通勤快読」で少し前に「ものづくりを守れ! 日本とクルマを愛する熱き論客が徹底討論!」という本を取り上げたことがあります。
★加藤康子(元内閣官房参与)・★池田直渡(自動車経済評論家)・★岡崎五朗(モータージャーナリスト)の各氏がずばり直言する名著で、これからの自動車業界について詳しく述べられています。
今回は、この本をベースに少し未来を占ってみようと思います。
自動車産業は70兆円の総合産業です。しかも弾性値が高い・・・平たく言うと、多岐にわたり国民経済を支えているということです。
3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する「経済教室」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)