… … …(記事全文1,921文字)『円高でも円安でも愚痴たらたら・文句たれたれ!円安でどこが悪い!175円でも納得!積みあがった外貨準備1兆ドルをいまこそ売り抜けるチャンス到来!含み益はざっと40兆円!国民に還元すれば嫌われ者の増税メガネでも解散総選挙で勝てるはず!ま、米国のポチ、財務省の操り人形じゃ無理でしょうが・・・』
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
「中島孝志の経済教室メルマガ」は盆も正月もありません。月水金と配信します。
メルマガの予告コンテンツをブログにアップ直後、立て続けに円介入・・・やるならこのタイミングですもんね。投機筋はいったいどこまで日銀・財務省が踏ん張るか見極めをしてたわけで、150円台では動かず、ならば、160円では、とジャブをかましてきたわけで、放任してもかわらないけど、なにもセンム、なにのできん当局。米国の命令で金融政策は封印されてるので動きたくても動けない・・・これが真因。
それがわかっていて総裁を引き受けたわけです。植田さんは。黒田総裁の下で副総裁をしてた人たちはみなさん就任を断った背景には「Fed日本橋出張所」の絶望感あればこそ・・・。
ワイドショーは、円安になればてーへんだ、海外旅行で土産一つ買えやしねー、と円安メリットで大騒ぎ。円高時代もああだこうだと大騒ぎ。バカな連中です。どちらもメリットがこんなにある、とポジティブ視点を報道すればいいけど、視聴者は悲観好き、という思い込みありき、の古い脳ですからお話になりません。
どっちもどっちなんですよ。厄介なのは・・・スピード違反。でも、それなければ投資としては面白くありませんよね。
なぜ円安か、なぜ円高か、理由はたくさんあります。でも、いちばん大きな要因は・・・中銀の緩和マネーのボリューム差にあります。対米ドルならばFedと日銀との差、クロス円ならば
3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する「経済教室」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)