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手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」

中島孝志(作家・コンサルタント etc)

中島孝志

10-11月決算発表!どんぞこV字回復期待 N・O・G・G・M 徹底解析!

今週のコンテンツは以下の通りです。

①9月は大幅調整と予測--雇用統計こそ炭坑のカナリア!2025-26年恐慌を最初に示唆したシグナルとして後年評価されるはず!

②労働市場ホントはどん底!バイデンのデータ改竄バレて急ブレーキ!トランプ関税 影響はこれから!リセッション→スタグフレーション!

➂9/17FOMC 0.25%利下げ決定!年内あと2回利下げ!市場の期待に抗しきれず?トランプ怒り心頭が怖い?パウエル議長は苦渋の決断!

④最高値から急落!利上げスルーより植田サプライズ(ETF売却始動)!国内政治空転・米景気混乱混迷で日銀利上げできず!それでも円高じりじり進展!

⑤ウク戦争・イスイラ戦争より怖い!英・仏・独・波蘭VSロシアのガチンコ戦争!ドル売りから一転ドル買い→年末からドル高円安転換!

⑥金価格高値維持は戦争リスク!金ETF売り→世界的金現物不足?貴金属会社T12/16以降、金現物受渡不可!金鉱株シフト!戦乱で急騰するのは金より銀!

⑦10-11月決算発表!どんぞこV字回復期待 N・O・G・G・M 徹底解析!


時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。


■相場の大局観

9月大幅調整と予測しています。

けど、現実にはご存じの通り、世界的株高現象。24年末比の上昇率は・・・日経平均株価は△14%とS&P500種株価指数△12%を上回るものの、KOSPI(韓国総合株価指数)は△44%! スピード違反の上昇ぶり。

背景にあるのはバブルマネー。米国は24/9から利下げ転換。ECBも24/6から政策金利の引き下げ、市場にバブルマネーがわんさか。


さて、先週の世界の投資家が注目したFOMC(9/16-17)ですが、FF金利誘導目標が0.25%引き下げられ、4.00-4.25%となりました。ま、衆目の一致するところでしょう。24/12以来6会合ぶり。トランプ政権2期目では最初の利下げということです。

中身は、トランプが起用したミラン理事がいきなり登場して0.50%利下げを主張し反対票。ところが、前回利下げ見送りに反対票のボウマン副議長とウォラー理事がともに0.25%利下げ賛成票を投じる始末。

ま、Fedとしては2025年は3.6%(6月時点3.9%)、26年3.4%(同3.6%)、27年3.1%(同3.4%)、長期3.0%(同3.0%)ということ。25年の失業率4.5%、PCEコアデフレータ3.1%見通しには変化なし・・・。

9/5発表「8月度雇用統計」以来、労働環境脆弱化が鮮明となる中、雇用急減回避の「予防的政策」と言えるのでは?

金投資の視点から見れば、発表後オンス3744ドルと過去最高値を更新。その後、3667ドルまで反落・・・ドルもいったん下落が反発という教科書通りの反応を示しています。

年末に向けて3.50-3.75%まで利下げ進展は金利のつかない金ゴールドにはウエルカム。


さて、これまで何度もお話していますが、ここ2年間、米国はQT金融引締めなどしてません。ゆるゆる緩和がいまも続いているのです。

そんな時に、Fedは「利下げ」へと大きく舵を切ってしまった。SEPによれば年内あと2回の利下げ・・・インフレ再燃覚悟の蛮勇だとわかります。トランプ関税の影響はまだ物価そして消費には起きていません。しかし起きないわけがありません。

バブルマネーは半導体・生成AI関連に集中しています。本来、シリコンサイクルを視野に入れなければなにないのですが、いつも通り、「いいとこどりの能天気」ぶりが甚だしいとしか言いようがありません。

統計が良ければ好景気だと判断してリスク円で株価上昇。統計が悪ければ利下げ確定だと判断してこれまた株価リスクオン・・・どちらに転んでも株価上昇。これで連日、最高値を更新してきたのです。

… … …(記事全文6,798文字)
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