… … …(記事全文5,912文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①雇用統計!予想通りガックリ!9月急ブレーキ大幅調整!「エヌビディア」8/27絶好調決算!にもかかわらず株価下落の悪影響!やっぱりシリコンサイクル懸念?
②トランプ関税の影響はこれから本格化!Fedがまともなら利下げスルーか0.25%×1回だけ!
③ベッセントに催促されて日銀利上げ?植田総裁がまともなら年内スルー!それでもいったん円高進展!
④やっぱりTACO!ウク戦争トランプお手上げ!戦争しか景気浮遊の手がない英仏独はロシアに殴りこみ?
⑤ウク戦争・イスイラ戦争より怖い!英仏独VSロシアのガチンコ戦争!ドル売りから一転ドル買い→年末からドル高円安転換!
⑥トランプ利下げ強要なら→26年後半で株価暴落!
⑦トランプ関税に戦争リスクでやっぱり金現物!金ETF売り→世界的金現物不足?貴金属会社T12/16以降、金現物受渡不可!認証在庫↑の銀・金鉱株シフト!
⑧11月決算発表!これぞどん底V字回復期待銘柄N・E・N・U・O 徹底解析!
※中島孝志のオンオフサイトミーティングは9/15(月・祝祭日)に開催します。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
9月大幅調整と予測しています。
世界的に株価が絶好調で最高値更新がなんのニュースにもならなくなりました。
まさにバブル・・・けど、同時に金価格の高値推移が展開されています。
トランプ関税リスク? いいえ、英仏のデフォルトリスク昂進が本丸です。連中がウク戦争を唆してきたのも、いまドイツにロシア吐夢衝突させようと工作しているのも「戦争」でしか、政治的、経済的、財政的そして社会的危機を打開する道がないからです。
戦争になれば解決できるのか? インフレ転換で物資が飛ぶように売れる? すでに購買力の弱体化した国民には期待できません。戦争銘柄牽引され市場だけは上向きになる。つまり、ここしばらくのドイツ市場のパクリです。なにしろ、金利高騰ノンストップという意味は、英国売り、フランス売りということです。米国のキャピタルフライトどころではありません。
9/5配信「中島孝志の経済教室メルマガ」に書いた通り、いずれ、金融機関デフォルトによる連鎖倒産が発生するはずです。安全資産の金が再び注目されている背景はこれです。
金現物だけがモノをいう。金ETFは売られ、現物ニーズ昂進。おかげで某貴金属会社は12/16以降は金現物の受け渡し不可。現金決済となります。まるで大恐慌時代、フランクリン・ルーズベルト大統領が実施したことと同じじゃないですか・・・。
さらにいえば、金利高の株高・・・ありえません。
「いやいや、米国10年債金利は急落してるじゃないか?」
どうして? なんで? ベッセントの日銀パクリ魔についてはいままで何回もお話してきました。今回も、3カ月T-billを大量売り(価格下落・金利反発)し、10年債大量買い(価格上昇・金利急落)というカラクリです。もち、ジャパンマネーが米国債購入にもおおいに貢献しています。
国益を考えれば、積み上げに積み上げてきた米国債を円安のいま全売却すべきです。消費税減税どころか、3年間は消費税無しでノープロブレムです。
つまり、つくられた相場・・・。