… … …(記事全文5,865文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①GSR(ゴールド・シルバー・レシオ)急騰まさかの100突破!
②なにかが起こる!米株暴落?不動産連鎖倒産?銀行破綻?金融危機?すでに起きているのかも?!
③嵐を呼ぶ男トランプ!2/3、90日以内に「PPT」発足指示!いよいよ始まる大波乱!?
④頭と尻尾はくれてやれ!24/8/5・25/4/7暴落の再演近い?
⑤トランプのおかげで金価格3300ドル突破!金ETF本格流入→巡航速度なら市場最高資金流入→金価格最高値更新必至!
⑥米株価・日本株価はどこまで下がる?底打ちはいくら?
⑦ドイツNATO軍リトアニア・ロシア国境に集結!12万ロシア軍睨みあい!
⑧OPEC増産発表にもかかわらず原油価格じり高のメッセージ!
⑨5-7月決算発表V字回復期待銘柄 S・O・S・B・P チャート徹底解析!
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
米市場は「Good Friday」で3連休。欧州市場は「Easter Monday」でほぼ4連休。つまり、出来高希薄は嵐の前の静けさ?
前回、「米市場は①ドル下落 ②金利急落(価格反発) ③株価大幅下落・・・金利急騰ならばトリプル安=金融危機突入になりそうなところ。いや、これからなるのでは?」と書きました。
前回予測した通りの展開になっています。
「直近1年間(52週)につけた高値から下落率が、10%超なら「調整局面」、20%ですと「弱気相場」と呼ばれます。Nasdaq総合指数は3/6、24/12につけた高値からの下落率が10%超=「調整局面」に突入しました。数カ月の株価停滞?」
そうなりそうです。
「金先物価格は3300ドル突破、現物価格も連日の最高値更新。先行き不透明感が安全資産としての「金ゴールド」をより輝く存在に押し上げているのです」
3300ドルを軽く突破(前回3200ドル突破と書いたばかり)。
「中島孝志の経済教室メルマガ」に書いた通り、GSR(ゴールド・シルバー・レシオ)がまさかの100突破。これがなにを意味するか? いくらなんでも金急騰はスピード違反。銀価格が縋りつこうにも振り払われています。
金価格上昇は政府不信、株価下落は景気不振。不信と不振が不審を産んで、米経済はスタグフレーションに突入してしまったのです。
「米景気絶好調!」と大騒ぎしたのはいつのこと?24年末にはバラ色。いまやお先真っ暗。データは欲呆け老人が粉飾していたのです。厚化粧が剥げただけのこと。
とはいえ、基本的には「大楽観」です。米市場が破綻すればするほど株価は暴落。バーゲンセールとなります。では、ずっと暴落のままなのかといえば、そんなことはありません。