… … …(記事全文8,223文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①Tariff Man Trump!「嵐を呼ぶ男トランプ」吹き荒れる関税旋風で市場乱高下!
②ウク戦争終息・中東和平期待→世界株高&金価格高よりも怖いトランプリスク!
③まさかの金・安全資産の金がリスクヘッジ・インフレヘッジで異常上昇トレンド?
④日本株市場は37000-40000円のイッテコイ相場定着?
⑤金価格ピークアウト・ボトムアウトいつ?いくら?予兆を囁く○○○○!
⑥米欧市場4-5月大混乱!国債社債償還原資準備→株式売却・金売却で市場暴落?
⑦トランプ当選!中国金購入再開!3月全人代直前!未曽有の大盤振る舞い必至!
⑧金銀プラチナ現物先物市場に乱入!これが怖い!金融危機の引き金?
⑨4-5決算発表!株価どんぞこV字回復期待T・K・M・P・Tチャート解析!
⑩「今月配信16銘柄(一部)パフォーマンス一覧」
※2/23(日)に「中島孝志のオンオフサイトミーティング」を開催します。
コンテンツはブログをご参照くださいませ・・・。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
トランプリスクのご霊験もそろそろ効果が薄れ、逆に、日銀リスクの潜在能力が表面化しているような、ないような、あるような・・・。
なにが言いたいのか? 24/10以降、長期金利は4.5%と高止まりしているにもかかわらず、金価格はどんどん上昇。米投資銀行も年末予測価格をトロイオンス3000ドルから3100ドルへと高値シフトしています。
その程度で済むのかな・・・私はそう予測しています。しかし、この上昇トレンドが一方的に進む、と手放しで喜んでいてはいけない、と思うのです。
理由? いまの上昇パワーの源泉は「トランプリスク」にあるからです。トランプ関税ミサイル乱れ打ちに対する「ヘッジ」。正真正銘の「安全資産としての金」として買われているわけです。同時に「インフレヘッジ」でもあります。
10-25%もの関税を例外なく吹っ掛けるわけでしょ? 金融商品「貴金属」も例外ではないらしい、という世界中の恐怖が「安全資産としての金」を押し上げているのです。
あの中国は24/5-11まで金現物の購入を控えていました。ま、「金価格も高値だからね。値ごろ感が出てきたら買いだすのでは?」と金投資の専門家たちは噂していました(私の周囲にはそんな連中がわんさかいます)。でも・・・11/5に購入再開そして買い続けています。いま金価格は値ごろ感ですか? 高値維持ですよね。長期金利も高値維持なのに?
なぜ? トランプ当選確実を見て取ってから、中国(人民銀行=中央銀行)は目の色を変えて「買い買い買い」へと動き出したのです。新興国は右へ倣えです。
さて、言いたいことは「いったん上昇は止まるよ」「ピークアウトするかも」・・・。
なぜか? トランプリスクのご霊験パワーが弱くなったら買いパワーは続かなくなる。逆に、売りが出たら暴落すんじゃね? ならば、われ先へと「売り売り売り」に動き出すのでは・・・と見ています。
「ピークアウト(参考までにこれ和製英語です)はいくら? いつ? 逆にボトムアウト(これはちゃんとした英語)はいつ? いくら?」