… … …(記事全文7,229文字)『8/5令和のブラックマンデー発生!「下げても戻る」「狼狽売りだけは避ける」が正解!「犯人は利上げの張本人植田日銀総裁!」批判は大間違い!利上げチャンスは?いまでしょ!円高でも勝てる企業だけが生き残る!当たり前の投資世界!米経済5月リセッション突入確定!喉元過ぎても熱さを忘れるな・・・暴落再演あり!Fed利下げ前後要注意!M7・Nasdaqは本格下落スタート?「どん底待ち伏せ9-11月決算K・N・T・T・S」チャート解析オンパレード!』です。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観(今回はちょっと長いかも)
「市場はグレイトローテーション。キャッシュポジションが正解」
「ご安心を。相場はいったん暴落してもいずれ元に戻ります。早ければ年内、遅くとも来年前半。狼狽売りだけは避けたいところ」
令和のブラックマンデー遭遇・・・なんといっても史上最大の下落幅(下落率は2位)。
「伝説のブラックマンデー」を超えてしまいました。37年前のことですからね。「噂には聞いてたけどまさかそれ以上の暴落を体験するとはね」という投資家も少なくないのでは?
でも、翌日、今度は史上最大の上昇幅(上昇率では4位)。
つまり、乱高下。市場は揺れに揺れています。詳しくは後ほど「日本市場OUTLOOK」で触れます。
8/5「令和のブラックマンデー」。年初来の株価上昇を一瞬で帳消しにしてしまいました。
時価総額にして・・・230兆円が消えた! となると、暴落の直後の反発、というアノマリー通り、「セリングクライマックス」。買い出動が正解ですよね。
羹に懲りてあえ物を吹くの喩通り、日銀は後処理を内田真一副総裁に任せているようですが、こんなちっぽけな利上げで暴落? 先が思いやられますよね。
こんなんでよく金融恐慌、通貨危機にならなかったものです。
暴落はやっぱり日銀の利上げが原因? 植田総裁の判断ミス? とんでもない。日銀が利上げ発表前、金利はぜんぜん動いてません。発表すると、金利は下落トレンド。つまり、債券買い殺到。追加利上げで「0.25%」にしたはずが中長期債券の利回りは「0.3%」の下落。利上げしたいのかしなくないのか・・・市場は日銀が利上げなんぞできるはずない、と読み切っています。これでは「銀行株売り一色」も当然ですよね。
利上げタイミングは? いまでしょ! 日銀判断は正解です。今回の過剰反応で少し遅れるかもしれませんが、利上げはいずれ必ずやるはずです。
じゃ、暴落は? だから、いままで言っているように「割高」を買いに買いに買いまくって「超割高」にしてきた。それが「あれ、割高なんだ!」とバレた瞬間、一斉に売られた。それだけのこと・・・。国債買入限度縮小タイミングに合わせて「売り」を仕掛けたヘッジファンドはありますよ。けど、「利上げ」は想定外。だから、猛烈な勢いでショートカバー。となると、上昇も下落も行きすぎてしまいます。
植田さんの暴落容疑は冤罪です。すべては7/11の相場。ここに鍵があります。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)