… … …(記事全文6,502文字)『FOMC・日銀金融政策決定会合・幻のMSQ・・・6/12発表「5月CPI」で利下げ観測堂々復活!金利低下で半導体・メガハイテク大幅反発→Nasdaq・S&P500史上最高値更新!それでも暴落カウントダウン?「そろそろ」から「いよいよ」?「追い込まれ利下げ」!とりあえず日米仲良く35000!?「8-9月決算発表どん底待ち伏せK・F・S・F・H」チャート解析オンパレード!』です。
いよいよ本日6/16(日)「中島孝志のオンオフサイトミーティング」を開催します。
詳しくはブログほご参照くださいませ。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
忘れないうちに・・・毎月、ラスト配信号では当月取り上げた銘柄の「勝敗」を一覧にしています。よくあることですが、あまりにも短期なので予測が株価に反映されないことが少なくありません。たいてい1-2カ月ほどかかります。
そんなこんなで今回もご覧の銘柄がいきなり跳ねました。というか、跳ねると確信していたのですが・・・。今後もこんなことがあるかと思います。乞うご期待です。
さて・・・前回こんなことを書きました。
「今週はなんといってもFOMC(6/11-12)と日銀会合(6/113-14)・植田総裁会見そしてMSQ。ついでにG7(6/13-15)といったところでしょうか・・・」
「FOMCに関しては巷間の予期する通り現状維持でしょうか。早ければ9月とみられる利下げが早まるかどうか。「追い込まれ利下げ」と踏んでますが、能天気な市場はそうは考えていないようです」
「機関投資家は12月から11月へと少しは前倒しとなりましたけど・・・今回はドットチャート(政策金利見通し)、GDP成長率予想が示されます」
FOMC通過の米国。大きく市場を動かしたのは・・・6/12発表「5月CPI」が想定外のインフレ鈍化だったこと。
総合は前年比△3.3%(前月△3.4%)、コアは△3.4%(同△3.6%)。コアは21/4以来の低い伸び率でした。低下は2ヵ月連続となります。
これでFedは利下げ着手に自信回復? 株価はもちろん金相場も急伸。とくに金利低下を受けて喜ぶのは半導体・メガハイテクです。大きく反発した結果、Nasdaq(17667P・4日続伸)とS&P500は揃って史上最高値更新。
一方、ダウは38647ドル・・・25DMと75DMを抜けず膠着状態。ほんの少し前まで「ダウだけが上昇」していたのはいまは昔。
わが国は6/14の日経平均株価は▼94円=38814円で終えました。注目の「日銀政策決定会合」を経て、為替は大引け直後158.25円まで円安が進展しました。円安進展に沿って株価も反発・・・したのですが、株価は日足チャート25DMと75DMで「もみ合い」継続模様となりました。
値上がり銘柄は1417、東証プライム86%が上昇した、というのに現実感なし。MSQに絡んで先物やファンドの一時的売買によるもの、と推察します。
さて、6/14/18時現在、為替は156.94円・・・158.25円から1円30銭もの急騰です。当局の介入? いま? このタイミングで? 結果、日経先物▼500円、NY先物▼300ドルと株価は大幅下落。油断大敵・・・。
つくられた円安ですから回帰性・・・つまり先行き円高シフトは不可避だと思います。耳にタ
手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)