… … …(記事全文2,531文字)アメリカのトップリーダーたちは「ケンカのフリが板についている」としか言いようがありません。その代表格が現在進行中のトランプ大統領と世界1の大富豪マスク氏の大げさなケンカ劇場でしょう。
昨日までは「大のツーカー」だったはずの2人ですが、今日になると「顔も見たくない」と大喧嘩。大統領選挙では、トランプ候補に半端ない献金を行い、選挙集会にもしばしば参加し、派手なパフォーマンスで盛り上げたのがマスク氏でした。
そのお陰で、ホワイトハウスにカムバックできたと言っても過言ではないのがトランプ氏です。当然でしょうが、論功行賞の意味を込めて、トランプ大統領はマスク氏を閣僚並みに処遇し、新設の「政府効率化省」のトップに任命しました。
史上最悪の財政赤字に陥り、国家破綻もあり得ると危惧されるアメリカ政府の無駄遣い体質にメスを入れると奮闘したのがマスク氏。その結果、多くの政府機関が閉鎖を余儀なくされ、大量の首切りが行われました。