… … …(記事全文2,319文字)11月に行われるアメリカの大統領選挙の行方は、「老老対決」が確実視されていますが、まだまだ大番狂わせがありそうです。共和党の場合にはトランプ前大統領が圧倒的な票を集めています。挑戦してきた候補者はニッキー・ヘイリー元国連大使を除き、皆、敗北を認め、トランプ支持に回ると表明。
ただ一人敗北を認めようとしないのがヘイリー女史です。とはいえ、いずれの世論調査を見ても、トランプ氏にはまったく太刀打ちできないであろうことは明白。肝心の選挙資金もニューハンプシャー州の予備選に使い果たしてしまったため、2月24日に予定されている自らの出身地で知事も務めたサウスカロライナ州でも勝ち目はありません。
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浜田和幸(国際政治経済学者)