ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019120508544461395 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/12/05 第2008回 ウィグル人権法とマッドサイエンティスト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米国下院 ウイグル人権法案を反対1で可決 9月に上院から送付されたものを強化修正、上院で再可決されて、大統領が署名すれば成立します。9月の上院審議では全会一致ですので、上院での成立は確実であり、大統領が拒否権を発動しても、両院の3分の2での成立の可能性が高い。このため、大統領は署名又は10日間放置し自然成立すると思われます。 今回の法案は、政治局員に対する制裁指定が含まれている点で、香港よりも厳しい内容になっています。また、天網(スカイネット)関連企業に対する10月8日の制裁指定に法的根拠を与えるものになっています。監視カメラメーカーやAI顔認証メーカーなどのエンティティリスト入りは商務長官の職権によるものですが、これを法的根拠を与え、勝手に解除できなくしているわけです。… … …(記事全文3,035文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)