ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019080708222457215 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/08/07 第1925回 チャイナバブル崩壊 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米国 中国を為替操作国に指定 これにより、直接的に何かが変わるわけではありませんが、報復関税など関税の早期引き上げや関税率の強化などの可能性が出てきました。米中の貿易交渉ですが、米国の要求を呑めば、中国共産党の独裁構造が破綻するわけで、呑めない要求に対して、どのように対処するかでしかありません。また、香港問題など人権を盾にした問題や南シナ海の領土問題などもあり、冷戦はさらに深化する構造になっています。 そして、年内にはECRAの実施が決定しており、ヒトモノカネの分断がさらに進むと思われます。 そして、チャイナバブルですが、一つの象徴的な出来事が起きました。米国のリゾート地ハワイ、1980年代の日本のバブル末期、ハワイの不動産の約70%を日本人が保有していました。日本のリゾート業者と国際的なホテルグループなどが組んで、不動産開発を行いたくさんのコンドミニアムが建設されました。しかし、バブル崩壊に伴いそのほとんどが売りに出され、日本人の観光客は急減しました。… … …(記事全文2,529文字)
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