ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019052908383554925 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/05/29 第1880回 分離する世界 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米中貿易戦争 先週のファーウェイショックから一週間以上が経過し、少し落ち着いた動きとなってきました。規制に対する企業などの緊急対応が一段落し、今後を見据えた戦略を立てる時期になっています。ファーウェイ側は米国の制裁などに備え、半年から1年程度の米国産部品の備蓄があるとしていますが、これはあくまでも、米国産だけであり、日本を含めた第三国を含めた部分は含まれていない。米国は他国に同調を求めると思いますが、各国の足並みがそろうかは別で、みえない切り崩し戦争が起きているのだと思います。 中国側は、予想通りレアアースの禁輸処置などを持ち出し、米国に譲歩を求めると思われます。また、iPhoneなどアップル製品の国内販売禁止も示唆しています。しかし、これはiphoneの生産をしている鴻海と中国の雇用にマイナスにもなります。アップルとしては、そのような処置がとられた場合、生産を他国に移転すると思われ、結果的に市場の分離がさらに進むと考えられます。そして、これは時期とタイミングの話でしかなく、双方の打つ手次第でグローバルサプライチェーン再構築の速度が変化する程度の話でしかないかもしれません。 米国としては、ECRAの年内稼働方針を変えておらず、中国側の出方を見ながら、対応してゆくことになるのでしょう。… … …(記事全文3,403文字)

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