ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019042407475154025 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/04/24 第1862回 安全保障と経済利益 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ロシアのパイプラインのノルドストリーム2 ドイツのメルケルとドイツ政府はこの計画を推進しています。それに対して、周辺国はエネルギー安全保障の観点からこれに反対しています。脱原発を進めてきたドイツ、ドイツは国際競争力確保のためにも安いエネルギー源が必要であり、それをロシアに頼ろうとしていたわけです。現在、ドイツのロシアへの天然ガスの依存度は30% これが完成すれば二倍の供給力を持つ事になります。 ご存知のように、電気というのは供給量に対して需要が上回れば、ブラックアウトが発生し、送電網全体の停電が発生します。これが起きたのが北海道の地震でした。そして、天然ガスパイプラインというのは都市ガスと同じであり、バルブを閉めればすぐ止まるわけです。そうなれば、発電所が停止し、結果的に大規模なブラックアウトが発生してしまう。欧州の冬は厳しく、ブラックアウトが発生すれば数百万単位での凍死者や病死者が出る可能性があるわけです。 つまり、欧州のエネルギーでのロシア依存の拡大は、欧州の安全保障をロシアが握ることを意味します。… … …(記事全文3,484文字)

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