… … …(記事全文2,918文字)<イラン戦争は需要ショックも引き起こしている>
国際エネルギー機関(IEA)は5月月報を公表した。2026年の世界石油需要見通しは前年比で日量42万バレル減とされ、4月月報の日量21万バレル減からさらに引き下げられた。イラン戦争勃発までの3月月報では日量85万バレル増だったため、累計で日量127万バレルの大幅な下方修正になる。
イラン戦争は供給サイドへのショックが注目されがちだが、石油化学、航空部門を中心に需要サイドも大きなダメージを受けている。価格上昇、経済環境の悪化、各国の需要抑制策の影響も指摘されている。需要環境が最も悪化するのは4~6月期であり、日量245万バレルの減少が見込まれている。
