… … …(記事全文2,318文字)<米綿花生産地が干ばつに>
ICE綿花先物相場は4月21日の取引で1ポンド=79セント台まで値上がりし、2024年5月以来となる1年11ヵ月ぶりの高値を更新した。1~2月は61~66セント水準で売買が交錯していたが、イラン戦争が勃発したタイミングで急伸地合いに転じ、3月27日に70セント、4月14日に75セントを上抜け、80セントに迫る展開になっている。
【ICE綿花先物相場(日足)】
穀物と同様に綿花も作付け期を迎えているが、主要生産地が軒並み強い干ばつ傾向にあることが警戒されている。作付面積ベースで97%の面積で干ばつ傾向が報告されているが、そのほとんどが深刻な干ばつになっている。最大生産地のテキサス州でも96%の面積で干ばつ傾向が報告されており、4段階評価で最も軽い「D1」が9%、次いで「D2」が81%、「D3」が6%となっている。主要生産地で干ばつが報告されていない地域はほとんど存在せず、今季の生産環境に対して悲観的な見方が優勢になっている。

