… … …(記事全文2,971文字)<肥料コスト増の作付意向に対する影響は軽微>
米農務省(USDA)は3月31日、作付意向面積を発表した。2026/27年度の農家の作付け意向は、トウモロコシが9,533.8万エーカー(前年度は9,878.8万エーカー)、小麦が4,377.5万エーカー(同4,532.8万エーカー)、大豆が8,470.0万エーカー(同8,121.5万エーカー)となった。前年度比では、トウモロコシが345.0万エーカー減、小麦が155.3万エーカー減、大豆が348.5万エーカー増となっている。需給ひっ迫度が相対的に強い大豆生産を優先するため、需給バランスに余裕があるトウモロコシと小麦からの作付けシフトの動きが想定されている。
2026/27年度の作付面積見通しは、2月のアウトルック・フォーラム(展望会議)でも計算モデルによる予測値が示されていたが、同見通しではトウモロコシが9,400万エーカー、小麦が4,500万エーカー、大豆が8,500万エーカーとなっていた。これと比較すると、農家は想定されていたほどにはトウモロコシの作付面積削減に積極的ではなかったと言えよう。

