… … …(記事全文3,219文字)<レバレッジ投資家の混乱が続く銀市場>
COMEX銀先物相場は年初の1オンス=71.500ドルから1月29日の121.78ドルまで急伸して過去最高値を更新していたが、1月30日以降は急落地合に転じ、2025年12月17日以来の安値を更新している。スクイーズが発生しているわけではないにもかかわらず、1ヵ月に満たない期間で最大70.3%という上昇は持続可能な値動きではなく、他の貴金属相場と同様に調整局面入りしている。むしろ、他貴金属相場よりも上昇ペースが速かっただけに、その反動圧力も大きくなっている。
【COMEX銀先物相場(日足)】
基本的なマーケット環境の理解は、金相場と共通している。あまりの急激な値動きに投資家が対応できなくなり、相場の流れが逆流するとレバレッジ投資家が一斉に撤退を迫られ、それがさらなる急落を引き起こす展開になっている。銀のファンダメンタルズが大きく変わったというよりも、投機マネーの動向の問題だ。

