… … …(記事全文2,768文字)<LME銅相場は過去最高値を更新>
LME銅相場(3ヵ月物)は1トン=1万1,000ドル台中盤まで値上がりし、過去最高値を更新した。7月にトランプ米大統領が銅輸入に対して関税を課す方針を示すとCOMEX金先物相場が過去最高値を更新したが、それから約5ヵ月を経てLME銅相場も過去最高値を更新している。昨年中盤以降は1万ドルの節目が強い抵抗線となり、8,500~1万ドルのレンジで推移する展開が続いていたが、ようやくコアレンジ切り上げが開始された格好になる。
直接的には、米国に大量の銅地金が持ち込まれ、国際銅需給の不安定化が警戒されている影響が大きい。トランプ政権は2月から通商拡大法232条に基づいて銅輸入に関する調査を開始していたが、7月に銅に対して50%の追加関税を課す大統領令を発表した。精錬銅が関税の対象外になるなど一定の配慮が行われているが、今後はさらに厳格な輸入管理が行われる可能性が高いとみられている。
