… … …(記事全文3,276文字)<ロシア産供給リスクはコントロール可能>
NYMEX原油先物相場は、1バレル=60ドルを挟んだ水準でやや上値が重い展開になっている。10月22~23日に米欧がロシア石油会社ロスネフチとルクオイルに対する新たな経済制裁を発表すると、10月24日に62.59ドルまで値上がりしたが、その後はほぼ一貫して戻り売り優勢の展開となった。ロシア産原油の供給環境に混乱も報告されているが、マーケットは需給緩和見通しに修正を迫るほどのインパクトはないと見ていることが窺える。
今回の米欧の制裁は、資産凍結や取引禁止が主な内容となっている。しかし、同時に外国人・企業に対して二次制裁を課す可能性も盛り込まれている影響で、ロシア産原油の購入国である中国、インド、トルコなどにとっても無縁ではなく、ロシア産原油の取引を手控えざるを得ない状況になっている。
