… … …(記事全文3,230文字)<米財務省、ロシア石油会社に制裁>
NYMEX原油先物相場は10月20日に1バレル=55.96ドルまで値下がりして4月に付けた年初来安値(55.12ドル)に迫る展開になった後、10月23日の取引で60ドル台を回復する急反発となった。直接的なきっかけは、米財務省がロシア石油会社に対する制裁を発表したことだ。需給緩和見通しの値下がり圧力に対して、ロシア産の供給不安が安値修正を迫った格好になる。来週30日に米中首脳会談を控えたイベントリスクもあり、短期筋が売りポジションの整理を進めるきっかけになった模様だ。
今回の制裁の対象は、ロシア石油大手ロスネフチとルクオイル、およびその子会社になる。米財務省の発表によると、米国内の資産が全て凍結される。また、制裁対象者が関与する特定取引に従事した場合、外国金融機関に対して二次制裁が科せられる可能性が記されている。制裁対象者に代わって重要な取引口座の開設・維持はできないとしている。
