□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年3月18日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 大豆相場は、中国のアフリカ豚熱と南米天候リスクの綱引き =================================== <中国でアフリカ豚熱、違法ワクチンで混乱拡大> CBOT大豆先物相場は、1Bu=1,400セント台前半で動意を欠いている。南米の天候リスクの下値サポートが続いているが、3月8日の1,460.00セントをピークに1週間以上にわたって高値更新が見送られた状態になっている。南米の天候リスクの評価としては深刻化の方向にあるが、大連大豆相場が高値から大きく下押しされる中、CBOT大豆相場のみを大きく押し上げることは難しくなっている。 大連大豆先物相場は2月下旬以降に連日の過去最高値更新となり、年初の1トン=5,800元から3月8日には6,375元まで急伸していた。しかし、足元では5,800元台中盤まで急反落している。これまでは、南米産の出荷の遅れもあって中国国内需給のひっ迫化が強く警戒されていたが、流れを変えたのはアフリカ豚熱(ASF)の感染拡大による需要減退懸念の高まりである。… … …(記事全文3,349文字)
