□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年3月11日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== WPICのプラチナ四半期報告を読み解く、3年連続の供給不足予想も楽観できず =================================== <2020年Q4は3四半期連続で供給不足> ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)が「Platinum Quarterly」の最新版を発表した。2020年10~12月期のデータが発表され、これで2020年通期の需給データが確定することになる。 まずは2020年10~12月期だが、総供給は前年同期比15.1%減の183.2万オンスとなり、厳しい数値になった。4~6月期の134.8万オンスからは回復しているが、南アフリカが27.1%減の86.7万オンス、北米が12.8%減の8.2万オンスとなったのが目を引いた。これに関しては、アングロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)のコンバーター・プラント(ACP)が11月上旬に止まり、12月上旬の復旧まで約1か月にわたって稼働を停止した影響が指摘されている。ACPの問題が蒸し返された特殊要因との評価になる。一方、リサイクル供給が前年同期比8.4%増の57.6万オンスと大きく伸びたのが注目される。2019年以降に積み上がっていいた在庫調整が行われた影響が指摘されている。… … …(記事全文3,762文字)
