□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年3月5日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== リスク投資環境に振り回される天然ゴム、全人代での政策引き締めは回避される =================================== <株価の影響を無視できない地合に> JPX天然ゴム先物RSS相場は、1㎏=200円台前半での保ち合い相場を経て2月25日高値293.60円まで急伸したが、その後は調整圧力が目立つ展開になっており、足元では260円台まで値位置が切り下がっている。天然ゴムの需給環境に大きな変化が生じている訳ではないが、リスクマーケット全体の地合が不安定化する中、短期筋が利食い売りで様子見に傾斜している。 これと同様の値動きは非鉄金属相場でも確認されており、銅、アルミ、ニッケルなどがいずれも高値から下押しされている。いずれも強気の需給環境・見通しが修正を迫られる大きな動きがみられた訳ではなく、短期的な過熱感が意識されるタイミングで投資家のリスク選好性が後退したことが、相場を圧迫している。コモディティ市場の中で唯一例外とも言える堅調地合を維持しているのが原油相場だが、これは石油輸出機構(OPEC)プラス閣僚級会合という大きなイベントがあった影響であり、コモディティ市場全体が上げ一服となっている。… … …(記事全文3,971文字)
