□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年3月2日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 難しい決断を迫られるOPECプラス会合、まだロシアの自制が求められる局面 =================================== <OPECプラス会合開催へ> 石油輸出国機構(OPEC)プラスは3月3日に合同閣僚監視委員会(JMMC)、4日に閣僚級会合の開催を予定している。基本的にはJMMCで需給動向を分析して産油政策の調整の必要性の有無、必要とすればどのような対応が妥当なのか専門的な観点から勧告が行われ、それを閣僚級会合で機関決定する流れになる。OPECプラスの産油政策は既に2~3月分は同時に決定されているため、今回は4月の産油政策を中心に議論するものになる。 焦点は、OPECプラスの需給管理による原油需給リバランスの流れに変更が生じるか否かだが、どのような合意内容であれば原油相場の強気派にとって及第点と言えるのか、明確なコンセンサスは形成されていない。今回はOPECプラスの協調減産政策と同時にサウジアラビアが2~3月に実施した日量100万バレルの協調減産政策の行方も注目されることになり、様々なパズルの組み合わせが考えられる。… … …(記事全文3,726文字)
