□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月26日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 資源価格高騰で増産が進むのであれば、タイヤ用の天然ゴム需要も増加する =================================== <昨年高値突破で短期目標達成> JPX天然ゴム先物RSS相場は、2月25日の取引で1㎏=293.60円まで値上がりし、期先ベースでは昨年10月29日に付けた292.90円を突破した。2017年2月以来の高値更新になる。今年はコモディティ市況が全面高の展開になる中でもゴム相場は220~250円水準でトレンドを形成できない展開が続いていたが、これまでの出遅れ感を取り戻すような勢いを見せて急伸している。 昨秋の急騰相場と大きく異なるのは、供給サイドではなく需要サイドの要因で価格水準が切り上がっていることだ。昨秋の場合だと、ラニーニャ現象の影響で十分な供給量を確保することができず、産地主導で上昇地合が形成されていた。しかし、今回は供給サイドに大きな問題は報告されておらず、専ら需要拡大期待を背景としたものであり、消費地主導で上昇地合が形成されている。… … …(記事全文3,357文字)
