□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月25日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== パンデミック収束期待がコーヒー市場にも波及、ソフトマーケットも循環物色の対象か =================================== <急騰し始めたコーヒー相場> ICEコーヒー先物相場は1ポンド=120セント台をコアとした取引が約2か月にわたって続いていたが、2月中旬以降は急伸地合を形成し、2月24日高値は139.60セントに達している。これは、中心限月ベースだと2019年12月以来の高値であり、昨年6月の安値94.55セントから大きな切り返しを見せている。 背景にあるのは、1)需要環境の改善期待、2)2021年の減産リスク、3)コモディティ相場全面高のマクロ環境の三点だろう。いずれも目新しいテーマではないが、ここにきて特に「3)コモディティ相場全面高」の要因が大きくなっていることが、コーヒー相場の上昇ペース加速を促している模様だ。既に原油や非鉄金属相場は急伸し、穀物相場もラニーニャ現象の影響で大きく値位置を切り上げていたが、相対的に出遅れ感のあったコーヒーや砂糖、綿花といったソフトマーケットに対しても、投資家の物色意欲が強くなっている可能性がある。… … …(記事全文3,186文字)
